東京都文京区の交差点の横断歩道上における車両と歩行者との交通事故

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東京都文京区の交差点の横断歩道上における車両と歩行者との交通事故

【判例名】

東京地裁平成25年3月13日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第2号)

 

【死亡・後遺障害等級】

併合12級

 

【賠償額】

22,741,781円

 

【事案の概要】

平成19年12月29日午後4時51分ころ、東京都文京区小石川1丁目の片側三車線の道路の横断歩道上にて、黄色を表示していたときに停止線を通過した加害車と歩行者用信号が赤のときに横断を開始した被害者が衝突した交通事故である。
被害者は、症状固定時65歳の取締役の男性である。

 

【怪我と後遺症の内容】

骨盤骨折、外傷性膜下出血、右副腎損傷及び外傷性肝挫傷等の障害を老い、骨盤骨折後の関節内側の痛み等の12級13号、頭痛やふらつき等の神経症状については14級9号の後遺障害を残し、症状固定した。この後遺症については、併合12級の自賠責後遺障害等級が認められた。

 

【判例要旨】

1)過失相殺 
加害者は、対面信号機が黄色灯火を表示しているときに、本件停止線を通過し、対面信号機が赤色灯火に変わった後、原告と衝突した過失(前方不注視)があるが、被害も歩行者用信号機の信号表示に従わないで横断歩道の横断を開始した過失(信号無視)があるので、両者の過失割合を、被害者35、加害者65と認定した。

 

2)休業損害
年収1200万円の役員報酬のうち、休業期間を15か月とし、一般労働者の平均賃金の2倍程度の960万円を基礎年収とし、12,000,000円を認めた。

 

3)逸失利益
被害者は事故前より30%少ない業務量に従事しているが、減収はないことから、労働能力喪失は、残余平均余命期間の2分の1に相当する12年間にわたり、14%が相当と認めた。

 

4)後遺障害慰謝料
後遺障害慰謝料は、1,885,000円