静岡県富士市の高速道路における大型自動二輪車と車両との交通事故

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静岡県富士市の高速道路における大型自動二輪車と車両との交通事故

【判例名】

福井地裁平成25年3月1日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第2号)

 

【死亡・後遺障害等級】

併合7級

 

【賠償額】

38,111,843円

 

【事案の概要】

平成21年5月5日午前10時30分ころ、原告が大型自動二輪車を運転して静岡県富士市の高速道路を運転中、合流車線から走行車線に進入し、さらに追い越し車線に進入した加害車両に衝突した交通事故である。
被害者は症状固定時25歳の男性会社員である。

 

【怪我と後遺症の内容】

胸部打撲傷、左肩胛骨骨折、左肺挫傷、肋骨骨折、第10ないし12胸椎圧迫骨折などの傷害を負い、脊柱の中程度の変形8級、左肩痛及び左関節の可動域制限12級6号の後遺症を残し、症状固定した。この後遺症については、併合7級の自賠責後遺障害等級が認定された。

 

【判例要旨】

 

@過失相殺

 

加害者は、加害車両の右後方を十分確認することなく追い越し車線に進入した過失(後方不注視)があるが、被害者も制限速度を超える速度で走行していた過失(速度違反)があるので、両者の過失割合を、被害者15、加害者85と認定した。

 

A入院付添費
原告が入院していた病院は完全看護の病院であったが、原告は入院中、事故による傷害のため身動きをすることが困難であったことから、着替え、歯磨き、食事、排泄、身体の清浄等につき、両親の看護が必要だったとして、1日あたり6,500円の入院付添費を認めた。

 

B休業損害
休業損害として、休業日数を160日とし、2,012,834円を認めた。

 

C逸失利益
労働能力喪失率は、原告がバイクに乗れることなどの事情により、後遺障害等級7級に対応する56%を認めるのは相当でなく、40%が相当と認めた。
また、労働能力喪失期間は、67歳までの42年間を認めた。

 

D後遺症慰謝料

 

後遺症慰謝料は、1,000万円を認めた。