岡山県北区の夜間の車道の路側帯における足踏み式自転車同士の正面衝突事故

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岡山県北区の夜間の車道の路側帯における足踏み式自転車同士の正面衝突事故

【判例名】

岡山地裁平成25年3月21日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第2号)

 

【死亡・後遺障害等級】

なし

 

【賠償額】

904,120円

 

【事案の概要】

平成23年11月12日午後8時0分ころ、原告が岡山県北区中島田町の車道左側の路側帯で前照灯を点灯した足踏み式自転車を運転中、被告は無灯火の足踏み式自転車を高速で運転し、正面衝突した事故である。事故現場付近には、照明は設置されていない。
被告は女性で、原告は家事専従主婦。

 

【怪我と後遺症の内容】

左大腿打撲、左手打撲等の障害を受け、事故後約4カ月間(実通院日数21日)通院加療を続けた。台所での立ち仕事は、事故翌年の平成24年1月中旬ころから夫の手助けを得ながら再開。しかし、参加を熱望していた同年3月4日の西大寺マラソン(種目3キロメートル)へは、事故による左大腿外側の痛みにより断念。

 

【判例要旨】

1)過失割合について
原告及び被告はともに、相手方の車両の動静に注意すべき義務を怠ったもの(前方不注視)で双方に過失が認められる。被告は、前照灯を点灯する義務を怠った過失と、自動二輪車等の場合のごとき批判はできないものの、車道の右側走行について、より一層進路前方の状況に注意を払ってスピードを緩める等の事故回避措置を怠った過失から、過失割合は原告が30、被告が70と認定した。

 

2)休業損害
事故翌日から平成24年3月7日までの116日間につき、50パーセントの労働能力低下を認め、女子労働者の平均年収である3,459,400円とし、549,712円の休業損害を認めた。

 

3)傷害慰謝料
原告の被った傷害の程度と治療状況から600,000円を認めた。