愛知県刈谷市の夜中の高架道路における3つの交通事故

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愛知県刈谷市の夜中の高架道路における3つの交通事故

【判例名】

名古屋地裁平成25年3月27日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第2号)

 

【死亡・後遺障害等級】

第三事故により歩行者が死亡

 

【賠償額】

2,557万6,761円

 

【事案の概要】

愛知県刈谷市の高架道路(最高時速60Km)における3つの交通事故。第一事故は、平成19年11月13日午前1時35分ころ、時速90kmで第一車線を走行していたA車(被告D社が所有する普通貨物自動車)を運転する職務執行中の被告Aが考え事をしていて先行車(大型貨物自動車)に追突した後、中央分離帯に衝突して第二車線に停止した。
第二事故はその7分後の午前1時42分ころ、B車(被告E社所有の大型貨物自動車)を運転する被告BがA車に追突した。
第三事故は第二事故の8分後の午前1時50分ころ、時速80Kmで走行していたC車(普通乗用自動車)を運転する原告Cが約21メートル手前で、A車を発見して回避しようとしたところ、A車の救助に向かっていたと推認される歩行者に衝突した事故。
歩行者は死亡し、原告は死亡した相続人に対し、平成23年3月18日、合計4,262万7,935円の損害賠償金を支払った。

 

【判例要旨】

過失割合
第一事故が第二事故の原因となり、第一・第二事故が第三事故の原因となっており、因果関係が認められる。被告Aは、速度違反により先行車と衝突して停止し、これがその後の事故の原因となっているものと認められる。被告Bは、A車に衝突してハザードランプ、尾灯、反射器を脱落させて第三事故の結果に影響を与えたという因果関係を否定することはできない。原告Cも制限速度を越え時速80Kmで走行した等の過失が認められる。
よって、第一事故ないし第三事故と歩行者の死亡との因果関係を認めたうえ、共同不正行為の成立を認め、三者の過失割合を、被告A50、被告B10、原告C40と認定した。また被告D社、被告E社も連帯して責任を負う。