大阪府茨木市の交差点における普通乗用と原付バイクが衝突し、バイクの後部同乗者を怪我させた交通事故

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普通乗用と原付バイクが衝突し、バイクの後部同乗者を怪我させた交通事故

【判例名】

大阪地裁 平成25年1月24日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第1号)

 

【死亡・後遺障害等級】

10級10号

 

【賠償額】

被告Aは、原告Bに対し446万8338円、原告D保険株式会社に対し1088万2596円

 

【事案の概要】

平成20年8月7日午後4時49分ころ、Aが後部にBを同乗させて大阪府茨木市の路上にて原動機付き自転車を運転し、交通整理の行われていない交差点に進入したところ、交差点から進入してきたCが運転する普通乗用自動車に衝突した交通事故。
原告Bは、症状固定時時15歳の通信制高校在学の男性生徒。

 

【怪我と後遺障害の内容】

左肩関節の機能障害が残存し、症状固定した。この後遺症については、10級10号が認定された。

 

【判例要旨】

1) 過失相殺
Bは、Aが無免許であることを容認した上で同乗。AもBも運転免許は有しておらず、両名とも乗車用ヘルメットを被っていない等の事情から、両者の過失相殺をAが70、Bが30と認定した。
AとBとの間で共同運行供用者に該当するが、身分上・生活上一体をなすものではないことと、事故が安全確認不十分というAの過失により発生していることから、BとCとの間において、AとCとの間の場合と同一の割合で過失相殺をすべてきであるとまではいえないと認定した。

 

2) 後遺障害による逸失利益
高校卒業する相当程度の蓋然性が認められ、就労可能年数を19歳から67歳とし、労働能力喪失率27%とし、2127万4747円と認めた。

 

3) 後遺障害慰謝料
530万円と認めた。

 

4) 原告E社の保険代位
Bに対し人身障害補償保険金を支払ったE社は、当該保険金額とBのCに対する過失相殺後の損害賠償請求権の額との合計額が、裁判基準損害額を上回る場合に限り、その上回る部分に相当する額の範囲で、BのCに対する損害賠償請求権を代位取得することを認めた。