千葉県柏市の路上に駐車中の車に被告が衝突した交通事故(既に判決が確定している)において、被告保険会社による故意免責の主張が認められなかった事案

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駐車中の車に衝突した事故で保険会社の故意免責の主張が認められなかった事案

【判例名】

東京地裁 平成25年2月20日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第1号)

 

【死亡・後遺障害等級】

なし

 

【賠償額】

50万4932円

 

【事案の概要】

平成22年10月3日午後7時55分ころ、千葉県柏市しいの木台の路上において、訴外Aが運転する自家用普通乗用車(訴外車)が、駐車中の、原告が管理する車(原告車)に後退して衝突する交通事後が発生した旨の交通事故証明書が存する。
駐車中の原告車に衝突した事故により、物的損害を受けたとして、訴外車に付保されていた対物賠償保険に基づいて、原告が被保険会社(被告/株式会社B)に対し、直接損害賠償額の支払を請求した事案である。

 

【判例要旨】

1)故意の有無
原告車に係る本件事故以外の事故は、平成21年8月19日と平成22年3月19日に2つの事故がこれまで発生しており、本件事故の発生は、原告と通謀した訴外Aの意思に基づくものであるという被告の主張は認めることはできず、訴外Aの「故意」は認められない。

 

2)修理費
本件見積書記載の金額の3割に当たる60万4,932円を限度で、本件事故と相当因果関係のある修理費と認めた。

 

3)損害の填補
原告はAから損害賠償債務の支払として10万円の支払を受けたのであり、これを60万4,932円から控除すると、残金は50万4,932円である。