首都高速道路において普通乗用車がマイクロバスを追い越す際に接触しライトが破損した交通事故

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高速道路で普通乗用車がマイクロバスを追い越す際に接触しライトが破損した事故

【判例名】

さいたま地裁 平成25年5月10日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【賠償額】

128万6,684円

 

【事案の概要】

平成22年12月14日午前6時50分ころ、東京都板橋区の首都高速中央環状線外回り道路において、原告車(マイクロバス)が走行車線を走行していたところ、右側の追越車線を走行していた被告車両(普通乗用自動車)が、走行車線に車線変更をしようとして、原告車両の右側ライト付近に接触し、破損させた事故である。

 

【判例要旨】

1)過失相殺
被告が追越車線上で原告を右後方から追い抜いた後、ウィンカーを出して車線変更を開始したところ、原告車の運転者が前方不注意により被告車に気づかず走行車線上で漫然と加速して車間が詰まったことにより接触するに至ったと認め、両者の過失割合を、原告40、被告60と認定した。

 

2)追加塗装費
原告車の修理を担当したA社は、当初、被告の付保保険会社と協議して車両の一部を塗装したが、顧客から見て塗装部分が事故により損傷したことがわかり、営業上の信用を損なうおそれがあったため、原告の申入れにより追加塗装を行った。それは必要かつ相当な修理であると認めた。

 

3)修理費
修理当初、事故により破損した右のコーナリングランプのみを交換したが、交換後のランプのカバーの透明度が左のものと異なっており、顧客から見て事故車両とわかってしまう状態であったため、左のコーナリングランプも交換したことが認められ、必要かつ相当な修理に当たると認めた。

 

4)逸失利益
事故により破損した原告車(マイクロバス)の休車(運送契約のキャンセル)による逸失利益につき、150万2,707円を認めた。