神奈川県茅ケ崎市の路上において、被告が運転する普通乗用車が歩行者と衝突した交通事故

tel0120-962-845
受付時間 平日10:00〜18:00
みらい総合法律事務所
〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目3番 麹町プレイス2階

神奈川県茅ケ崎市の路上で、被告が運転する普通乗用車が歩行者と衝突した事故

【判例名】

横浜地裁 平成25年5月13日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

なし

 

【賠償額】

274万1,721円

 

【事案の概要】

平成22年12月4日午後5時40分ころ、神奈川県茅ケ崎市の路上において、被告が運転する普通乗用車が歩行者と衝突した交通事故。
原告(男・無職)は、事故前から覚せい剤後遺症等の既往症があり、病院で受診し治療を受けていた。原告は被告加入の保険会社から、事故による損害につき合計159万6,025円の填補を受けた。

 

【怪我と後遺症の内容】

外傷性頸部症候群及び腰椎捻挫。他覚所見による裏付けはなく、後遺障害を認めるに足る証拠はない。

 

【判例要旨】

1) 過失相殺
原告は道路を横断中であったか、あるいは路側帯の外側(車道)に立っていたと認められ、右方から進行してくる車両に対する注意が不十分であったと認められるから、両者の過失割合を原告15、被告85と認定した。

 

2) 入院治療費
診療経過など諸般の事情を総合して、原告に覚せい剤後遺症等があるとしても、事故と入通院治療との間に相当因果関係がないとはいえないと認めた。

 

3) 素因減額
原告の入院が約3ヵ月、通院が約10ヵ月に及んだことについては、原告の既往症である覚せい剤後遺症等の精神疾患の影響があるとして、その程度は50%と認められる。民法722条2項の規定を類推適用し、原告の損害額の50%につき素因減額を認めた。