京都府長岡京にある配達センター敷地内にて、フォークリフトが原告に衝突した交通事故

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京都府長岡京にある配達センター敷地内にて、フォークリフトが原告に衝突した事故

【判例名】

大阪地裁 平成25年5月21日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

13級10号

 

【賠償額】

432万9,038円

 

【怪我と後遺症の内容】

右足関節の脱臼骨折、右第2、3、4中足骨骨折、右第2、3楔状骨骨折等の診断を受け、1足の第2の足指を含み足指の用を廃したものとして、後遺障害13級10号が認定された。

 

【事案の概要】

平成21年7月13日午前3時45分ころ、京都府長岡京にあるC社配達センター敷地内にて、被告Dがフォークリフトを運転して後退したところ、他の車両の誘導をしていた原告に衝突した交通事故。
被告Dは被告B会社従業員で、被告A社は自ら請負った牛乳の配達及び空箱回収業務を被告B社に下請けしていた。原告は症状固定時56歳、会社員。

 

【判例要旨】

1) A社の使用責任の有無
事故が被告Dの単独作業中に発生した事故で、A社従業員が作業自体に直接関与していないことも併せて考慮し、被告A社の民法715条に基づく使用者責任を認めず、被告B社の同責任を認めた。

 

2) 過失相殺
双方とも混乱した現場における作業員として安全確保のために高度の注意義務を負っていたものといえ、原告も誘導相手のトラックにのみ注意を奪われることなく周辺全体からどのような車両がやってくるかを十二分に注意し回避すべき義務があり、被告Dも漫然とフォークリフトを後退させた過失が非常に多いため、両者の過失割合を、被害者10、加害者90と認定した。

 

3)逸失利益
13級相当の労働能力喪失率を9%とし、当初5年間は事故時の収入を基礎にし、60歳を超えた時期である5年間は賃金センサス(を基礎に算定し、340万9,845円を認めた。

 

4) 後遺障害慰謝料
後遺障害慰謝料は、180万円を認めた。