埼玉県川口市の渋滞した首都高速川口線上において、料金所を通過後に中型貨物自動車と車両が接触した交通事故

tel0120-962-845
受付時間 平日10:00〜18:00
みらい総合法律事務所
〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目3番 麹町プレイス2階

首都高速道路で、料金所を通過後に中型貨物自動車と車両が接触した交通事故

【判例名】

さいたま地裁 平成25年5月22日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

なし

 

【賠償額】

第1事故について 85万2,939円
第2事故について 2万6,392円

 

【事案の概要】

平成22年10月23日午前6時30分ころ、埼玉県川口市の首都高速川口線上において、原告の運転する普通乗用車が新井宿料金所を通過後、本線に合流しようとしたところ、車列が渋滞していたため右側の渋滞車列の間に自車の前部を入れた状態で停止待機していたところ、原告車が動く前に被告車(中型貨物自動車)が前進し、走行車線第2通行帯のほうに向かって動き出し、その際、被告車の左側面が原告車の右前側部付近に接触、損壊した交通事故(第1事故)。
被告車は、停止することなく走り去り、原告車が被告車を追い越して停車させ、両者が降りて押し問答になったが、被告は「急いでいる」と言って車に戻って発進させようとしたので、原告も被告が逃走しないように進行し、停車スペースを見つけて停車しようとしたところ、被告車前部が原告車後部に衝突し、損壊した交通事故(第2事故)。

 

【判例要旨】

1)過失相殺
第1事故の発生原因、事故の現場状況、原告と被告の運転方法などを考慮すると、両者の過失割合を、原告20、被告80と認定した。
第2事故については、第1事故は被告の過失による交通事故であり、直ちに車両の運転を停止し、最寄りの警察署の警察官に報告しなければならないにも関わらず、報告義務を履行することなく、現場から合法的な理由もなく立ち去った。その後の原告の行動は、基本的に正当な行為といえる。原告は低速で原告車を走行させていたもので、第2事故は被告の前方不注視の結果発生したものと認められ、両者の過失割合を、原告10、被告90と認定した。