東京都江戸川区の路上の車道端で荷物の積卸し以外の作業をしていた被害車と被害者に後方から走行してきた車両が衝突した交通事故

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車道端で作業中の被害車と被害者に後方から走行してきた車両が衝突した事故

【判例名】

東京地裁 平成25年5月28日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

併合9級

 

【賠償額】

819万8,199円

 

【事案の概要】

平成20年7月12日午前0時55分ころ、東京都江戸川区の路上にて、原告が原告車を車道の端に停車させて降車し、後部トランクを開けて荷物の積卸しを超える作業をしていたところ、後方から第一車線を走行していた被告者が原告を挟むような形で原告車に追突した交通事故。
被害者は症状固定時、個人タクシー業を営む60歳男性。

 

【怪我と後遺症の内容】

骨盤骨折、左大腿骨骨幹部開放骨折、右頚骨高原骨折などの傷害を負い、左膝関節の機能障害、歩行困難、右手の神経症症状及び下肢の醜状傷害の後遺障害は、併合9級と認定された。

 

【判例要旨】

1) 過失相殺
被告は、道路案内標識に気をとられ(前方不注視)、前方約14メートル地点で原告車を発見。ブレーキをかけたが間に合わず、原告及び原告車に衝突した過失はあるが、原告も夜間に駐車禁止区域に車を停止させ、荷物の積卸し以外の作業をしていたにもかかわらず、ハザードランプを点灯させるなどの後方車両への注意喚起措置をまったくとっていなかったことなどが認められ、原告20、被告80と認定した。

 

2) 休業損害
原告は、個人タクシー業を営んでおり、休業期間は803日と認め、1,039万2,426円と認定した。

 

3) 後遺障害逸失利益
労働能力喪失率35%、労働能力喪失期間は11年と認め、1,373万3,842円と認めた。

 

4) 慰謝料
慰謝料は、1,038万円と認めた。