山陽自動車道のサービスエリア進入路において右端に駐車していた大型貨物自動車に中型貨物自動車が衝突した交通事故

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SA進入路で駐車中の大型貨物自動車に中型貨物自動車が衝突した交通事故

【判例名】

大阪地裁 平成25年5月30日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

死亡

 

【賠償額】

被告は、原告B陸運に対し、172万7,984円
原告B陸運は、被告会社に対し、17万6,000円
原告B陸運は、原告保険会社に対し、231万9,754円

 

【事案の概要】

平成23年3月1日午前4時20分ころ、広島県東広島市の山陽自動車道上り小谷サービスエリア進入路(ランプウェイ)にて、原告Aが運転する原告B陸運使用の中型貨物自動車と、侵入路の右端に駐車されていた被告会社の従業員である被告C運転、被告所有の大型貨物自動車が衝突した交通事故である。
原告A(原告B陸運の従業員男性・年齢不明)は受傷し死亡した。
被告会社との間で自動車保険契約を締結していた原告保険会社は、被告会社に対し、315万9,672円を支払った。

 

【判例要旨】

1) 過失相殺
事故の主な原因は、原告運転者が前方注視義務を怠った点にあり、ランプウェイでは最高速度が時速40キロメートルに制限され、高速道路本線のような高速走行が予定されていないことを考慮すると、事故がランプウェイ内での事故であったとの事情は、被告車運転者の過失割合を定めるにあたってさほど重視すべきものではないとして、過失割合を、原告運転者75、被告運転者25と認めた。

 

2) 原告B陸運の損害額
車両損害491万8,559円、レッカー費用50万2,910円、事故処理作業費用31万5,000円、原告車解体処分費用39万9,000円を認めるが、事故により死亡した従業員のために社葬を行い、葬儀関係費用を原告会社は支出したが、社葬は社会一般において慣例になっているものとは認められず、事故との相当因果関係のある損害と認めなかった。また、霊柩車費用も事故と相当因果関係のある損害とは認めなかった。