京都府船井郡京丹羽の湾曲した路上にて、先行車の脇運転によって対向車と衝突した交通事故

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湾曲した路上にて、先行車の脇運転によって対向車と衝突した交通事故

【判例名】

大阪地裁 平成25年5月30日判決(交通事故民事裁判例集46巻・第3号)

 

【死亡・後遺障害等級】

併合6級

 

【賠償額】

2,010万5,814円

 

【事案の概要】

平成20年8月13日午後0時17分ころ、京都府船井郡京丹羽の路上にて、被告が普通乗用自動車を運転し、右側に湾曲した道路であったにもかかわらず、助手席の同乗者に脇見し、湾曲する道路状況に応じてハンドル操作を的確にしないまま時速50キロメートルで進行したところ、道路左側コンクリート側面が目前に迫っているのに気づき、右にハンドルを切って同車を対向車線に進入させ、対向車線を進行してきた事業用大型貨物自動車の右前部に被告車両右前部を衝突させ、その衝撃で、事業用大型貨物自動車を逸走させ、被告の後続車として進行していた普通乗用自動車に衝突させた交通事故。
この普通乗用自動車には、原告ら7名が乗車しており、助手席に乗っていた原告は、事故時18歳、症状固定時19歳、女性である。

 

【怪我と後遺症の内容】

事故により、多発性外傷、肝損傷、頭部打撲、前額切創、下肢打撲などの傷害を負い、平成20年8月13日から平成22年3月20日まで入通院し、同日に症状固定した。顔面醜状痕(左眉部に5センチメートルの縫合創痕)は7級12号、右手について神経症状は12級13号、併合6級の後遺障害が認定された。

 

【判例要旨】

1) 入院慰謝料
入院慰謝料は250万円と認定した。

 

2) 後遺障害逸失利益
被害者は、高卒後2年の専門学校に入学し、21歳で就労。事故後、利き腕である右手の症状が軽快することもないまま転職を続ける等、現実の勤務への具体的な支障、就労の不安定性、今後の転職等で受ける可能性のある不利益の存在等を考慮し、顔面醜状痕と右手の神経症状をあわせて、逸失利益について25%と認め、就労可能期間を67歳までの46年間(1,335万8,041円)と認定した。

 

3) 後遺障害慰謝料
後遺障害慰謝料として、1,220万円を認めた。